キリン佐藤愛氏のエレキソルトデバイスが凄い!wiki風プロフィール、研究所や研究にいたるまで【ガイアの夜明け】

研究者

こんにちは、旭田涼捺です。

皆さん、「エレキソルトデバイス」をご存じですか?

減塩食品の塩味を約1.5倍に増強させることが出来るものなんです。

この研究、開発をしているのがキリンホールディングスの佐藤愛氏(38歳)です。

その佐藤愛氏が「ガイアの夜明け」に出演するということでしたので調べてみました。

最後までご覧いただけますと幸いです。

佐藤愛氏の「エレキソルトデバイス」とは?

食品本体が持つ塩味を約5割増強する技術を搭載したスプーン&おわん型の実験機「エレキソルトデバイス」です。

エレキソルトデバイスは、2019年から明治大学宮下芳明教授と共同開発し、おいしさを我慢しなくてもいい減塩手法として技術の開発や実験を開始しました。

既に株式会社ハンズ新宿店で、「減塩ワークショップ」を合計3回実施しており、商品化に向けて準備が進んでいます。

市場に出る予定を調べると、2023年末とのことでしたのでもうじき商品化となりそうですね。

商品化が待ち遠しいです!

佐藤愛氏のwiki風プロフィール

佐藤氏は10代の頃から「世界をよりよく変える技術開発をしたい」という夢を持っていたそうで、植物性ミルクや炭酸ガス入りの氷の研究開発を進めていたそうです。

最終学歴は東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了(弥生キャンパス)

「解糖系の中間体が甲殻類の石灰化組織の非晶質炭酸カルシウム形成を誘導する」を研究成果として発表しています。

その後

2010年 キリンホールディングスに入社

2019年 明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科宮下芳明研究室とキリンホールディングス株式会社共同で「エレキソルトデバイス」を開発

佐藤氏の研究所はどこにあるの?

キリンホールディングスの研究本部のR&D本部は、神奈川県藤沢市にありました。

どんな職場環境なの?

キリンと言うと、真っ先に思い浮かぶのがビール、ジュースなどの飲料水ですが、なぜ塩味のデバイスの開発に至ったのか調べてみました。

キリンホールディングスの研究本部のR&D本部

食領域を支える「飲料未来研究所」

ヘルスサイエンス領域を支える「キリン中央研究所」

事業領域に関わらず容器から社会課題の解決を目指す「パッケージイノベーション研究所」

3つの研究所を設置して、研究開発を推進しているそうです。

佐藤氏が研究開発しているキリン中央研究所の主なミッションは、ヘルスサイエンス領域の研究開発と事業開拓だそうです。

人々の健康に貢献することを目指し、免疫、脳機能、腸内環境の3つを重点領域として研究や新規事業開拓を行っている他、発酵を生かした、食品成分や医薬品原料の効率的な生産技術も開発しているそうです。

このような研究を日々行っている中で、キリンホールディングスR&D本部では自分が携わる業務以外にお客様の健康課題だったり社会課題だったりを解決するための研究開発を、自分の業務時間の10%を使って自由に行っていいという制度(社内起業制度)があるそうです。

佐藤氏はどのようにして研究するまでに至ったの?

キリンと言うと、真っ先に思い浮かぶのがビール、ジュースなどの飲料水ですが、なぜ塩味のデバイスの開発に至ったのか調べてみました。

佐藤氏はもともとキリンビール横浜工場内のR&D本部で食を楽しむための新しい素材の研究開発をし、大学病院に行き、研究する食品素材の性質が人に健康被害をもたらさないか共同研究をしていたそうです。

ある時、断念した別の開発で病院の先生から雑談がてら「患者さんに食事療法をなかなか続けてもらえない」、患者さんからは「大事なのは分かるけど、つらくて続けられない」という声を伺ったのがきっかけで、自身の減塩生活も体験し、会社の制度を使用し技術探索を行ったのが2017年から18年にかけてだそうです。

具体的には「身体に悪影響のある成分(塩分など)を過剰摂取しなくても、食事の満足度を上げる方法」を探索している中、明治大学の宮下芳明教授が研究する「塩化ナトリウムに頼らず電気刺激で味を再現する技術」に出会います。

研究領域は大きく異なっていたそうですが、社会課題解決に向けて目指す姿は共通していたところから、共同開発が始まったそうです。

まとめ

佐藤氏は10代の頃から「世界をよりよく変える技術開発をしたい」という夢を持っていたそうで、植物性ミルクや炭酸ガス入りの氷の研究開発を進めていたそうです。

最終学歴は東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了(弥生キャンパス)

その後、2010年 キリンホールディングスに入社します。

佐藤氏がご勤務なさっているキリンホールディングスR&D本部では自分の携わる業務以外、お客様の健康課題だったり社会課題だったりを解決するための研究開発を、自分の業務時間の10%を使って自由に行っていいという制度(社内起業制度)があるそうです。

この制度を使い、食品本体が持つ塩味を約5割増強する技術を搭載したスプーン&おわん型の実験機「エレキソルトデバイス」を開発しました。

エレキソルトデバイスは、2019年から明治大学宮下芳明教授と共同開発し、おいしさを我慢しなくてもいい減塩手法として技術の開発や実験を開始し、商品化目前です!

健康寿命を延ばすためにも食事の塩分過多は見直す必要がありますね。

ですが、「そうはわかっているけれどなかなか難しい…」と言うのが実情ではないでしょうか。

人生100年時代、健康寿命も食生活で左右されるとも言われている中、佐藤氏の開発している「エレキソルトデバイス」が市場に出回ることを心待ちにしています!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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