桐本泰一の輪島塗が凄い!wiki経歴と学歴まとめ!奥様やお子さんについても【プロフェッショナル】

企業の社長

こんにちは、旭田涼捺です。

能登半島沖地震で深刻な被害に遭った輪島市。

多くの販売店や職人が被災し、日本を代表する伝統工芸品の輪島塗は存続が危ぶまれています。

「輪島キリモト」1700年代より続く、輪島塗の老舗です。

その「輪島キリモト」の代表桐本泰一氏がプロフェッショナルに登場するとのことでしたので調べてみました。

最後までご覧いただけますと幸いです。

桐本泰一の輪島塗が凄い!

石川県輪島市にて、200年以上「木と漆」の仕事に携わってきた桐本家

その7代目が桐本泰一氏です。

その桐本家は、江戸時代後期から明治・大正にかけては輪島漆器製造販売を営み、昭和の初めに木を刳ることを得意とする「朴木地屋・桐本木工所」に転業。

漆器木地業としてのノウハウを蓄積して2015年商号を「輪島キリモト」とし、木地業を生業にしながら、木工製品や漆の器、小物、家具、建築内装材に至るまで、木と漆が今に暮らしにとけ込むようなモノ作りに挑戦し続けています!

具体的には、プロダクトデザインや内装設計の経験を生かし、日常に寄り添う新しい形の輪島塗アイテムを作り出しています。

産地内の創り手たちとの交流、衣食住に携わる方々との交流、暮らしを楽しむ方々との交流、使い手の方々の声が聞こえる営業などから、生活の中で木や漆が当たり前に使ってもらえるようにと日々思考し続けているそうです。

輪島漆器産地で大切にしてきた素材、技法を応用して、今の暮らしで使いやすいように、金属のカトラリーが使えるほどの表面硬度が高い「蒔地技法」「千すじ技法」「漆布みせ技法」など輪島キリモト独自の技法も開発しています。

さらに、個人邸の漆の家具や、壁面装飾パネル、ホテルのレストラン・エントランスのカウンター、壁面パネル、地下鉄のホーム壁面のアートワークなどインテリア部門への提案も数多く手掛けています。

輪島塗の素材であるアテ(ヒノキアスナロ)を使ったお手入れの簡単な木の弁当箱や独自の技法・蒔地を駆使した漆塗りの名刺入れは、「輪島キリモト」の代表作です。

下記が2000年以降受賞や手掛けてきたものです。

2001年 「石川県デザイン賞」受賞(石川県デザインセンター)

2003年 「石川TOYP大賞」受賞((社)日本青年会議所北陸信越地区石川ブロック協議会)

2004年  三越日本橋本店5階・J.スピリッツに「輪島キリモト」出店

2005年 「いつものうるし」(監修/ラトルズ刊)出版

2007年集英社モード雑誌「SPUR」での能登地震復興スペシャルチャリティ企画において「ルイ・ヴィトン」から依頼を受け、漆の六角形小箱「BOITE LAQUEE WAJIMA」のデザイン製造、監修担当。

2017年 パリ・ルーブル宮殿・パリ装飾美術館メインホールにて開催された花見と弁当の催事「JAPAN PRESENTATION in Paris」で使用された器「あすなろの重ね箱」を創作。

2018年 第二回三井ゴールデン匠賞グランプリ受賞(三井広報委員会)

直近では被災に遭われたにもかかわらず、3月6日~9日京都内のホテル「ホテル・カンラ」にて展示会を開いており桐本さんご本人が在店、接客もなさっているそうです。

また「新型コロナウイルスを減少させる効果」の実験では漆は24時間で99%以上が減少すると福井新聞で発表もされています。

桐本泰一のwiki風プロフィール

1962年  石川県輪島市出身(61歳)、現在も石川県輪島市在住

2002年  筑波大学総合講座非常勤講師。

~2004年 金沢大学経済学部総合講義非常勤講師

桐本泰一の学歴、経歴は?

石川県立輪島高等学校卒業後、筑波大学に入学

1985年 筑波大学芸術専門学群生産デザインコース卒業

1985年 コクヨ(株)意匠設計部入社オフィスプランニングに携わる

1987年 輪島朴木地工芸 桐本木工所入社(木地業の弟子修行を4年半行い、木地業からの造形提案、デザイン提案、漆器監修などを始める)

2015年 桐本木工所・6代目桐本俊兵衛(父)の業務を引き継ぎ、商号を「輪島キリモト」として代表に就任

桐本泰一の奥様とお子さんについて

桐本泰一さんの奥様のお名前は順子さんとおっしゃいます。

お子さんは、3人いらっしゃいます。

滉平さん、瑛生さん、絵理子さんです。

ご長男の滉平さんは8代目となるようです。

まとめ

「輪島キリモト」は1700年代より続く、輪島塗の老舗。

その「輪島キリモト」の代表桐本泰一氏(61歳)は石川県出身で1985年筑波大学芸術専門学群生産デザインコース卒業し1985年 コクヨ(株)意匠設計部入社オフィスプランニングに携わります。

その後帰郷して1987年 輪島朴木地工芸 桐本木工所入社し2015年 桐本木工所・6代目桐本俊兵衛(父)の業務を引き継ぎ、商号を「輪島キリモト」として代表に就任。

プロダクトデザインや内装設計の経験を生かし、また日常に寄り添う新しい形の輪島塗アイテムを作り出しています。

数々の賞を受賞し著書も出版しながら輪島塗の素晴らしさを国内だけではなく海外にも発信し続けています。

そして、1月1日に震災に遭いながら1月7日にはオンライン販売を再開し伝統工芸品復活への一歩を踏み出しています。

ご家族も多く、ご長男は既に8代目として学んでいる様子です。

わたしも輪島塗のお椀を使わせていただいています。

そのお椀からは、木のぬくもり、手触りの良さ、食材のうま味が伝わり、朝食にいただくお味噌汁から「今日もがんばるぞ!」と元気を頂いています。

7代目の桐本泰一氏は「もう一度、輪島のものづくりを発信していきたい」と意気込んでいます。

長い道のりとなると思いますが、私も陰ながら一日も早い復興をお祈りしております。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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